2013年03月19日

福島第1原発停電 ー 冷却停止の怖さ

情報源 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1933.html

一部転載

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NHKニュース
停電で燃料プールの冷却システム止まる
(NHK 3月19日 4時26分)

…東京電力によりますと、福島第一原発で、18日午後7時前、廃炉作業の拠点となっている免震重要棟で瞬間的に停電が発生し、1号機と3号機、それに4号機 の使用済み燃料プールや、敷地内にある使用済み燃料を専用に保管している「共用プール」で、冷却システムが止まりました。

…4つのプールには合わせて8500本余りの使用済み燃料が入っていて、最も温度が高い4号機のプールで社内の規定で定めている65度を超えるまでに4日程度と見込まれています。

…東京電力は原因が分かりしだい、冷却システムの復旧作業に入ることにしていますが、トラブルから半日近くがたっても原因が分かっていません。

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産経新聞
福島第1原発停電 代替設備で冷却可能も…ほど遠い「事故収束」
(産経新聞  2013年3月19日 午前1時26分)

…18日夜発生した停電は、19日未明になっても復旧のメドが立たず、現場は対応に追われた。

深刻な事態に発展するには数日間の余裕があり、代替設備による冷却も可能なため、直ちに放射性物質が放出されるような事態には至らないと考えられる。

…東電によると、停電前(停電が始まったのは18日の午後7時頃)の3月18日午後4時時点の各プールの温度は、
1号機が約16度
3号機が約13・7度
4号機が約25度
共用プールが約25・2度

東電は安全確保のため、プールを65度以下に管理するよう目標値を設定しているが、65度に到達するまでに、
1号は27日、
3号は14日、
4号は4〜5 日、
共用プールは7日間

の余裕がある。

…東電では、停電が発生した場所に電流を流しているケーブルや電気を分配する装置などを中心に、問題点を調べている。ただ、「原因特定にかかる時間は未定」という。

…このまま冷却が止まった状態が続けば最悪の場合、水温が100度を超えプールの水は蒸発、燃料溶融の可能性が出てくる。

しかし、対応策はまだ複数残されている。

東電によると、プールの冷却が2日以上停止するような状況になれば、非常時に備えて用意されている注水施設を使い、消防ポンプ車などで冷却を開始することになっているという。

この方法が使えない場合も、福島第1原発の敷地内には、原発事故直後にプールに注水を行ったコンクリートポンプ車が数台待機しており、プール上部から注水することも可能だ。

東電の担当者は「今すぐ燃料貯蔵プールの中の水が失われるような状況ではないが、早急に原因を特定して冷却を再開したい」と話している。

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「1号は27日、3号は14日、 4号は4〜5日、 共用プールは7日間の猶予期間がある」と書かれていますが、人間が管理可能な温度の65℃まで、もっとも早く到達する4号機プールが問題なのです。

4号機プールの温度が65℃に達するまで「4〜5日」です。
つまり、このまま冷却が復旧しない場合、4日後には最低限の人員、つまり決死隊を残して要員の撤退が準備されるでしょう。

そして、7日後には無人となった福島第一原発敷地内で、共用プールから大白煙が上がり、やがて壮大なジルコニウム火災が起こるでしょう。

そして、1号機、3号機でも同じことが。
8500本の燃料集合体が燃える。

そして、次は5号機、6号機の原子炉と使用済み燃料プールに格納されている燃料集合体も溶け出します。
その数、合計11,421 本。

冷却ができなければ、人類史上、経験したことがないカタストロフィーが始まってしまうかもしれません。

posted by 究明 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発・原爆・放射能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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